こんにちは、テルです!
今日はBUYMAで輸入物販をするうえでとても重要な「DDP」と「DDU」について解説します。
海外から仕入れた商品を日本国内に輸入する際には、商品代金や配送料のほかにも
関税や輸入消費税、通関手数料といった様々な費用が発生します。
皆さんもBUYMAに出品する時はこれらの経費を考慮して価格設定を行っていると思いますが、
BUYMAを始めて間もない初心者さんの中には、
- 「関税のことってどうやって確認するの?」
- 「よくわからないから適当に計算してる」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん最初はよくわからないのが当たり前ですが、いつまでもアバウトな価格設定をしていると
そのうち大赤字を出してしまう可能性も。
関税や輸入消費税などの支払条件は仕入れ先のショップによって異なるため、
事前にきちんと確認しておかなくてはなりません。
そこで役に立つのが、今回ご紹介する「DDP」「DDU」の知識です^^
「そもそもDDPとDDUって何なの?」という初心者さんにもわかりやすく丁寧にお伝えしていきますので、
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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目次
「DDP」と「DDU」とは?
まず最初に「DDP」と「DDU」の意味からご説明していきたいと思います。
「DDP」と「DDU」はどちらも海外輸入において関税が発生する場合の支払方法(インコタームズ)で、
「荷送人または荷受人のどちらが関税を負担するのか」を表す言葉です。
では、それぞれの違いを確認していきましょう^^
「DDP(Deliver Duty Paid)」について
DDP(Delivered Duty Paid)とは
この一文だけではちょっとわかりにくいかもしれませんが、DDPは荷物を送り出す側が
関税などの輸入経費を支払うことを意味しています。
BUYMAの仕入れに置き換えて考えると、荷物を送り出す側=仕入れ先ショップですね。
したがって、仕入れ先がDDPを採用しているショップの場合は、荷物を受け取る側である僕達バイヤーに
輸入経費が請求されることはありません。
DDPを採用しているショップ例
「DDU(Deliver Duty Unpaid)」について
DDU(Delivered Duty Unpaid)とは
一方、DDUは荷物を受け取る側が関税などの輸入経費を支払うことを意味しています。
こちらもBUYMAの仕入れに置き換えて考えると、荷物を受け取る側=僕達バイヤーですね。
したがって、仕入れ先がDDUを採用しているショップの場合は、商品代金や配送料とは別途で
輸入経費が請求されます。
DDPを採用しているショップ例
DDPとDDUどちらで仕入れるのがいいの?
皆さんもお気付きのとおり、DDPは買い手側が、反対にDDUは売り手側が有利な貿易条件となっています。
確かに仕入れ先がDDPを採用しているショップの場合だと、購入手続きさえ済ませてしまえば
あとは商品が到着するのを待っているだけで良く、面倒な輸入経費を計算する必要もありません。
国内の通販サイトと同じような感覚で利用できますから、輸入物販が初めての方には安心でしょう。
ただしDDPを採用しているショップの中には輸入経費を商品価格に転嫁(上乗せ)しているところも多く、
輸入経費が通常より割高になることがあります。
輸入経費を負担することで赤字にならないように、ショップ側が余裕をもって計算しているんですね。
ショップによってはDDPかDDUを選択できる場合もありますが、その際は輸入経費を一度計算してみて、
どちらが安く仕入れられるかを確認してみましょう。
関税や輸入消費税などの計算方法がよくわからないという方は、以下の記事を参考にしてみてください^^
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仕入先がDDPかDDUかを確認する方法
仕入れ先のショップがDDPなのかDDUなのかを調べたい時は、各サイトのHELPページもしくは
「SHIPPING(配送)」「DELIVERY(配達)」などの単語が含まれるページを開くと
関税についての記載が見つかります。
一例として、イギリスのショッピングサイト「DELL’O GLIO」を見てみましょう。
②「SHIPMENT TERMS(発送条件) 」をチェックします。
このサイトでは、日本からの注文にはDDPで対応していることがわかりましたね。
サイトによって文言は多少異なりますが、確認手順は上記とほぼ同じです。
英文表記がわかりにくい場合はGoogle Chromeの翻訳機能を活用しましょう。
また、このブログでもご紹介している「海外通販Walker」というポータルサイトでも、
各ショップごとにDDPなのかDDUなのかを確認することができます。
詳しくは以下の記事にまとめていますので、よろしければ参考にしてみてください^^
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輸入経費をバイヤーが負担する場合の支払方法
先述のとおり、仕入れ先ショップがDDUを採用している場合、輸入経費は商品代金とは別に請求されます。
輸入経費の支払い方はいくつかパターンがあり、配送業者によって異なります。
請求がきてから慌てることがないように、各パターンごとにどのような手続きが必要になるのかを
頭に入れておきましょう。
商品受取時に現金で支払う
まず一つめは「商品の到着と同時に、配送業者に現金で支払う」というパターンです。
配送業者が輸入経費を立て替えているので、その分を支払って商品を受け取ります。
通販で買い物をした際に代引き払いをするのと同じような感じで、手続きとしてはもっとも簡単です。
実際にいくら支払うことになるのか事前に見積もりしたうえでお金を用意しておくと安心ですが、
その際は為替が変動する可能性なども考慮に入れて余裕をもって計算するようにしましょう。
商品到着後に請求書で支払う
二つめは「商品が到着した後に送付される請求書で支払う」という後払い方式で、
DHLやFedEx、UPSなど民間の配送業者の場合にこのパターンになることがあります。
こちらも送付された請求書を持って銀行やコンビニで支払いをするだけなので手続き自体は簡単ですが、
商品到着から数週間経って忘れた頃に請求書が届いたりするので、うっかり見落とさないように
気をつけてくださいね。
税関から届く通知書に記載された方法で支払う
三つめは「税関から届く通知書類で指示された方法で支払いをする」というパターンで、
こちらは上記の方法より少し厄介かもしれません。
というのも、通知書類が送られるのは商品が到着する前なので、支払いを先に済ませなくては
商品を受け取ることができないから。
書類が届いたことに数日気付かなかったりすると、お客様に発送するのが遅くなってしまうんですね。
支払いだけでなくインボイスなどの提示を求められた場合は、さらに時間がかかってしまいます。
「そろそろ商品が到着するはずなのに、まだ届かない」という時はこのパターンの可能性が高いので、
こまめにポストを確認しておきましょう。
クレジットカードで支払う
配送業者が「DHL」または「FedEx」の場合はクレジットカードでの支払いも可能です。
クレジットカード払いなら手元に現金を用意しておく必要はありませんし、関税を支払った分だけ
ポイントやマイルが貯まるのも嬉しいですよね^^
クレジットカード払いを希望する場合の手続き方法は以下の記事で詳しくご案内しています。
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まとめ
いかがでしたか?
今回はBUYMAバイヤーが必ず覚えておくべき「DDP」と「DDU」について解説いたしました。
BUYMAの輸入物販で収益化を目指すためには「いかに安く仕入れて高く売るか」を考えると同時に
輸入経費をしっかり把握したうえで適切な価格設定を行うことも大切です。
今まで曖昧にしてきたという方は、ぜひこれを機に輸入経費に関する正しい知識を身につけましょう!
解決に向けてサポートさせていただきます^^
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それでは今日はこのへんで。
最後までご拝読いただきありがとうございました!
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