こんにちは、テルです!
海外に買い付けスタッフを雇うことになったり、海外の店舗と直接取引することになると、
日本から海外の銀行口座にお金を送る「海外送金」を行う必要が出てきますね。
皆さんの中にも、その手段を検討されている方がいらっしゃると思います。
グローバル化が進む現代、海外送金の方法・手段は多種多様化しており、
近年ではスマホ一つで送金手続きができる便利なオンラインサービスも登場しています。
中でも「PayPal」や「楽天銀行」の送金サービスはご存知の方も多いでしょう。
しかし、利便性が向上しても、海外送金における最大の問題点は解消されていません。
いずれのサービスも「高額な手数料がかかる」という点は従来の銀行送金と変わらないのです。
せっかく現地買い付けで利益を上げようとしているのに、
送金するたびに高い手数料を取られてしまうのは非常にもったいない・・・ > <
そこでご紹介したいのが「Transferwise(トランスファーワイズ)」です!
僕もこれまで色々な手段で海外送金を試してきたのですが、
もっとも手数料を安くおさえることができたのがこのTransferwiseでした。
使い方もすごく簡単で、現在はまったくストレスなく海外送金を行っています。
そんなわけで今回は、オンライン海外送金サービスTransferwiseの登録手順と
送金手続きのやり方を画像付きで詳しくまとめてみました。
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目次
TransferWise(トランスファーワイズ)とは?
「TransferWise(トランスファーワイズ)」はイギリス・ロンドンに拠点を置くフィンテック企業で、
2010年からオンライン海外送金サービスを提供しています。
明瞭かつ安い手数料と即時で送金手続きが完了する利便性によって一躍注目を集め、
今や世界的にもっともポピュラーな海外送金手段となっています。
TransferWiseの成り立ち
TransferWiseは二人のエストニア人技術者によって設立されました。
一人はあの「Skype」の最初の従業員だったターベット・ヒンリクス(Taavet Hinrikus)氏。
彼は当時ロンドンに住み英ポンドで生活をしていましたが、雇用先はエストニアのSkypeで、
毎月の給与はユーロで支払われていたそうです。
もう一人はファイナンシャルコンサルタントのクリスト・カーマン(Kristo Käärmann)氏。
彼はロンドンで働いて英ポンドで給与をもらう一方で、故郷エストニアのユーロの銀行に
住宅ローンを毎月支払っていました。
つまり、ヒンリクス氏もカーマン氏も毎月ポンド⇄ユーロ間の海外送金を行う必要があったわけですが、
送金するたびにかかる手数料は決して無視できないほどの金額になっていたといいます。
「こんな高い手数料を払っていたんじゃやってられないよ!何とか安くする方法はないだろうか?」
そんな二人のリアルな悩みが、TransferWiseの原点となったのです。
海外送金が安くできる仕組み
では、ヒンリクス氏とカーマン氏はどのようにして海外送金にかかるコストを安くすることに成功したのでしょうか。
通常、海外に送金する際には、実際に送りたい金額とは別に以下のような手数料がかかります。
- 送金手数料
- 為替手数料
- 中継銀行手数料
- 受取手数料
つまり、海外送金の手数料というのは、送り先の国の通貨に両替する必要があること、
さらに送り先の銀行に届くまでに複数の銀行を介することによって加算されるんですね。
そこで二人は日々の為替レートをチェックしながら、 ヒンリクス氏がカーマン氏の銀行にユーロを、
カーマン氏がヒンリクス氏の銀行にポンドを振り込むことで、高額な手数料の支払いを回避していました。
「こうやって僕たちみたいにお金をやり取りしている人は世界中にいるんじゃないかな?」
二人はここに着目し、そのままTransferWiseの仕組みを作り上げたのです。
実際はどうなっているのかというと、TransferWiseではお金を国外に送っていません。
したがって、送り先の国の通貨に両替されることなく送金が完了するわけです。
これはヒンリクス氏とカーマン氏の二人と同じように、海外へお金を送りたい人同士を
TransferWiseがマッチングしている、と考えるとわかりやすいでしょう。
TransferWiseの仕組み
その時の為替レートで同額のドルを日本に送金したい人とマッチングさせます。
お金は「自分の口座⇄TransferWiseの口座⇄マッチングした相手の口座」と振り込まれる形になり、
どちらの通貨も国境を越えていないので為替手数料も中継銀行手数料もかかりません。
なお、このように人と人とを仲介する仕組みは「P2P(ピア・ツゥ・ピア)」と呼ばれており、
SkypeやLINE通話も同様の技術が活用されています。
実際どれくらい手数料を節約できる?
では、実際にTransferWiseを使って海外送金を行った場合、他の金融機関と比べてどれくらい
手数料を安くおさえることができるのでしょうか。
手数料の負担が比較的少ない楽天銀行と比較してみた結果、以下のようになりました。
例)アメリカに1,000ドル送金する場合
■楽天銀行で送金
(※2019年10月2日現在)
「たった1,785円?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、決してバカにはできませんよ!
これから頻回に海外送金を行うことになれば、手数料で利益が大きく変わってきます。
たとえば買い付けパートナーに1,000ドルの送金を1ヶ月に10回行ったとしたら1,785円×10=17,850円、
これを1年間続けた場合は17,850円×12=214,200円になります。
つまり、手数料を節約するだけで民間企業で働く若いサラリーマンの月収と同じくらいの利益が
何もしなくても得られるというわけなのです。
21万円もあったら海外旅行にも行けるし、自分へのご褒美に高いブランド品だって買えちゃいますよね。
それを考えただけでも、TransferWiseを利用する価値はかなりあると言えるでしょう^^
TransferWiseの送金手数料について
安全性はどうなの?
TransferWiseは海外のサービスということで、大事な口座情報を教えたり大金を預けたりするのは
何だか不安だという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、結論から言うと安全性に関してはまったく問題ないので心配しなくて大丈夫です!
TransferWiseは2016年に関東財務局関東財務局から資金移動業者としての認可を受けて日本にサービスを展開しています。
これはSBIリミットや楽天、NTTドコモなど日本の有名企業が受けているのと同じ認可です。
また、本拠地であるイギリスにおいては英国金融行動監視機構(FCA)のライセンスを取得しています。
FCA(Financial Conduct Authority)とは
つまり、TransferWiseは世界的に信用のあるきわめて安全な企業ということです。
なお、デンマーク発のオンライン・レビュー・コミュニティ「Trustpilot」では、
TransferWiseの全レビュー中90%以上が「優良」「ほぼ満足」の評価となっています(2019年10月現在)。
Trustpilotの評価
これなら安心して利用できますよね^^
英語が苦手でも問題なく使える?
TransferWiseは英国を拠点とする企業ですが、2016年に100%子会社の日本法人を設立しており、
サイト内の表記はもちろんカスタマーサポートも日本語に対応しているので、
英語があまり得意でない方でも安心して利用することができます。
問い合わせの手段は「電話」「メール」のほかに英語での「オンラインチャット」も可能です。
僕がメールで問い合わせをした時はすぐに返信してもらえましたし、すごく丁寧な回答をいただけました。
ただし混雑時は電話サポートが予約制になったり、メールの返信までに数日かかる場合もあるようです。
英語力に自信がある人はチャットを利用したほうがスムーズに疑問を解決できるかもしれませんね。
TransferWise(トランスファーワイズ)の口座開設方法
さて、TransferWiseの利便性と安全性について皆さんにもご理解いただけたと思いますので、
ここからは口座開設の流れを画像付きで解説していきます。
説明と画像を参考にしながら、ぜひ一緒にやってみてくださいね!
事前に準備しておくもの
口座を開設する前に、以下のものを準備しておきましょう。
事前に準備しておくもの
これらを揃えておくと口座開設から送金までスムーズに進めることができます。
写真付きの身分証明書は「運転免許証」か「パスポート」が用意しやすいですよ。
口座開設の手順
STEP1.TransferWiseトップページにアクセス
STEP2.ログイン方法の設定
FacebookまたはGoogleのアカウントでもログインが可能ですが、
安全面を考慮して「E-mail+パスワード」でログインすることをおすすめします。
これで口座開設は完了です!超簡単でしたね^^
先に準備していただいた書類などは実際に送金を行う際に使用します。
TransferWise(トランスファーワイズ)の送金方法
TransferWiseの口座が開設できたら、次は送金を行ってみましょう。
こちらも画面に沿って進めていけば、難しいことは何もありません。
送金の手順
STEP1.送金する金額と通貨を指定
STEP2.送金者の口座の種類を選択
STEP3.送金者の情報を入力
すべての項目を入力できたら「次へ」をクリックします。
STEP4.送金先の口座の種類を選択
STEP5.送金先の情報を入力
送金先の口座の詳細がわからない場合は「受取人の口座詳細を知っています」のチェックをはずしてください。
STEP6.本人確認書類の提出
完了後、TransferWiseから承認がおりるまでに2~3営業日かかります。
STEP7.送金内容の確認
為替レートは送金申し込みをした時点のものが適用されています(48時間以内)。
STEP8.入金方法を選択
デビットカードは手数料が割高になるので注意が必要です。
これで送金手続きは完了です!お疲れ様でした^^
着金までにかかる日数は送金先の国や通貨によって異なりますが、
主要国であれば翌日~遅くても3営業日以内には着金するケースがほとんどです。
アプリでもっと便利に!
TransferWiseのアプリをインストールしておくと、パソコンだけでなくスマホやタブレットからも
手軽に海外送金ができるようになります。
日々の作業の効率化にもつながりますので、ぜひ利用してくださいね!
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androidアプリはこちら
TransferWise(トランスファーワイズ)利用時の注意点
簡単かつ便利で手数料も安いTransferWiseですが、利用時は以下の点に気を付けてください。
現地の銀行口座がないと送金できない
TransferWise経由で送ったお金は送金先の国の銀行で受け取ることになるので、
受取人が現地の銀行口座を持っていない場合はTransferWiseを利用することができません。
送金可能な金額は1回につき100万円まで
TransferWiseで日本から海外に送金できる金額には上限があり、1回につき100万円までとなっています。
100万円を超える場合はSWIFT(国際銀行間通信協会)で送金され、別途手数料がかかります。
金額によっては送金手数料が割高になる場合も
TransferWiseの手数料は送金する金額に比例するため、送金額が大きくなるほど手数料も高くなります。
一律で送金手数料を設定している金融機関を利用したほうがコストをおさえられる場合もあるので、
手続き前によく検討しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はオンライン海外送金サービス「TransferWise(トランスファーワイズ)」をご紹介しました。
最後に僕がTransferWiseを使った感想をお伝えしておきます。
TransferWiseを使った感想
実際に利用してみて僕が感じたのは、海外送金にかかる手数料を節約できるだけでなく、
操作がシンプルでとても分かりやすいという点でした。
高レベルなセキュリティ環境のもとで安心して利用できたことも良かったです。
このTransferWiseが日本でサービス提供を開始してまだ日は浅いですが、
今後は海外送金の必要がある人達の新しい常識として定着していくのではないかと思います。
海外にBUYMAの買い付けパートナーがいる皆さんは、ぜひ利用してみてくださいね!
わからないことがあったら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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よろしければぜひ登録してみてください。
それでは今日はこのへんで!テルでした^^
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