こんにちは!
今回は、BUYMAでの出品時の画像の著作権問題について解説します。
画像の著作権については、今後BUYMAでの活動をするために必要な知識・情報となるので、必ず一読してほしいです。
というのも、BUYMAの著作権問題は昨年あたりから取り締まりが一気に厳しくなったためです。
なぜ著作権問題が厳しくなったのか?どうやって対処すればよいか?
大切なお知らせ
公式LINEのお友だち追加はこちら↓↓
目次
BUYMAの著作権問題とは
実は、BUYMAの画像にまつわる著作権問題については今に始まったことではないのです。
BUYMAが始まった当初から、無法地帯だったことは否めません。
BUYMAは、特徴である無在庫販売が公認されているプラットフォームであるゆえ、ほとんどの人が、それぞれ公式サイトから画像を引っ張ってきて出品しています。
そのため、現在に至るまで何もなかったことが逆に不思議なくらいです。
そして、画像に関して何回もBUYMAから指摘を受けたことがあります。
今後BUYMAのプレイヤー全員が必ず通る厳しい規約・チェックとなったため、より一層注意が必要です。
もし、今まで通りの方法で画像を引用して出品を続けてしまうと、最悪アカウント停止されることにもなりかねません。
また、画像引用についての規則やチェックは、今後ますます厳しくなることが予想されています。
そのため、下記のように安易に考えずに、一度ご自身の出品方法を見直してみて、今後の対処法について考え、スピーディーに行動をしていくことが大事です。
- どうせすぐにはアカウント停止にならないだろう
- 現実的に、すべての出品された画像をチェックされるというのは不可能だろう
- 指摘を受けた商品のブランドはランダムだったから、今回はバレないだろう
BUYMAの著作権問題の背景
著作権について取り締まりが厳しくなった一番の理由は「各ブランドからの猛烈な指摘」、次いで「株主からの指摘」があったためだと予想されます。
まず、「各ブランドからの猛烈な指摘」についてですが、BUYMAの母体であるエニグモは東証一部の上場企業です。そんな上場企業が著作権についてここまで管理されていないということは、明らかにおかしいと思います。
※現状、指摘が特に厳しいブランドやショップは以下の通りです。
- Farfetch(大手セレクトショップ)
- CELINE(ブランド公式)
- Dior(ブランド公式)
- Max Mara(ブランド公式)
- ASOS(大手セレクトショップ)
次に「株主からの指摘」についてですが、著作権違反をしているということがマイナス要因なのは事
実です。
この事実が、将来取り返しがつかないリスクや株価にも影響するのですが、このリスクを株主が見逃すはずがないため、株主が指摘したという背景が推測されます。
BUYMAの著作権に関する規約について
BUYMAでは、出品画像に関する著作権の規約が追記されました。
内容をご覧になれば分かりますが、事実上、「無在庫出品においてはすべての買付先サイト、ブランド公式サイトの画像を使うことができない」という規定になりました。
出品商品がマイナーなセレクトショップの場合、先方と交渉することで使用許可がおりる可能性がありますが、公式サイトや大手セレクトショップの場合は、使用許可はおりないと考えた方がよいでしょう。
これは、出品者からするとかなりの一大事です。
そのため、出品者が強く意識するべきことは、BUYMAの画像における著作権問題の
対策です。
あわせて読みたい
BUYMAにおける著作権の取り締まりが厳しいサイト・ブランド
前項の解説の通り、出品画像に買付先サイト、ブランド公式サイトの画像を使うことは基本的にはNGだと思ってください。
そのなかでも、取り締まりが特に厳しいセレクトショップや公式ブランドをご紹介します。
画像が使用禁止されているセレクトショップ
- Farfetch
- SSENSE
- NET-A-PORTER
取り締まりが特に厳しい公式ブランド
- Hermès
- Prada
- Dior
- Loewe
- CELINE
上記はあくまで一部であり、実際はほかにもたくさんあります。
したがって、前述の通りすべての商品において、公式サイトから引用した画像を出品画像として使用することが難しいので、対策が必要です。
次は、王道の対策と裏技的な方法をご紹介します。
参考
BUYMAでの出品画像の著作権対策方法
出品画像の著作権対策方法としては5つあるので、ぜひ参考にしてください。
買付先へ交渉する
こちらは最初に行うべき行動です!
大手のセレクトショップや公式サイトは許可が降りることはないと考えてよいですが、規模が小さいマイナーなセレクトショップや国によっては許可が降りる可能性があります。
そのため、まず諦めずに交渉しましょう!
あわせて読みたい
積極的に交渉してみてください!やればやるほど競合に対し優位になります!
意外と写真を送信してくれるショップや公式ブランドスタッフがいます!
「どうせ無理でしょ」と諦める前に積極的な交渉をしましょう。
写真を撮影する
ショップ内で、自分で写真を撮影するのも一つの方法です。
ショップ内は基本的に撮影が禁止されている場合が多いですが、ショップや国によっては撮影許可を出してくれるところもあります。
外注などで開拓することが競合より優位に立てるポイントとなるので、こちらに関しても積極的に店舗での撮影ができないか交渉してみましょう。
あわせて読みたい
写真を検索する
この方法も対応するべきです。今の時代、インターネットで検索するだけで多くの情報を入手できます。
画像についても、検索することで様々なサイトが見つかります。
なお、検索方法として、一つテクニックを使えば、普通に検索するだけではヒットしない画像がどんどん見つかる方法があります。しかし、こちらでは公開できないので、ぜひ頭を使って試行錯誤いただければと思います。
ヒントとしては、その国の特性に合わせて検索すれば良い結果を得られるようになります。
メモ
在庫の販売を行う
BUYMAは無在庫販売をする人が多いです。しかし、BUYMA経験者や資金に余力がある方の場合、有在庫販売を視野に入れてはいかがでしょうか。
というのも、BUYMAにおける有在庫販売は、売上をよりアップさせる戦略としてオススメですし、独自のオリジナル画像も撮影することにより、出品準備も可能です。
有在庫販売については今後記事を書きたいと思っていますが、現段階では、在庫販売すれば画像準備もできるとの認識をもっていただければと思います。
AIを活用する
こちらは裏技的方法ですが、「AIの加工機能を使って、画像にオリジナル要素を追加する」という方法です。
AIは昨年あたりから一気に話題に上がるようになりましたが、画像加工においても現在は多くのAIサイトが存在します。
これらのサイトを用いて、使用が禁止されている画像を元に、オリジナル画像を作るという方法です。
具体的な編集方法などについては、機会があればYouTube動画にアップしたいと考えていますが、規約に関連する部分のため、この方法で対応するか否か自己判断で進めてください。
出品画像を見てみると、なんとなくわかると思います!
カタログを使う
カタログから出品することも有効な手段です。
カタログ出品機能とは、BUYMAが事務局で準備した商品の画像や商品情報を使って出品できる機能です。詳細はBUYMA公式ホームページをご確認ください。
カタログから出品することで、商品画像やブランド、型番といった項目が自動的に設定/入力された状態で「下書き」に保存され、出品に要する時間を削減できます。
基本的な使い方
- マイページ出品メニュー内あるいは新規出品画面右上の「カタログから出品する」をクリック
- カタログ商品の絞り込み
- 商品の選択
- 下書きの保存
今後のBUYMAにおける活動の方向性や戦略
ここでは上記までで解説した対策を行うことを前提として、今後のBUYMAでの活動における方針に関する案をいくつかご提案します。ぜひ参考にしてください。
扱うブランドや価格を変える
ハイブランドは、特に著作権について指摘が多いため、現状の価格帯にこだわらず異なるブランドや価格帯にチャレンジすることも有効です!
著作権の指摘については、ハイブランドよりマイナーブランドやノーブランドのほうが極端に少ないため、思い切ってトライしてはいかがでしょうか。
ブランドや価格帯に固執する必要はないので、ぜひ戦略的に検討してみてください。
プラットフォームで同時出品する
有在庫販売をすることで他のプラットフォームにも参入できます。
そのため、BUYMAで出品している商品を他のプラットフォームでも同時に出品し、露出を増やすことで売上げアップを狙いましょう。
おすすめプラットフォーム
他のプラットフォームでの同時出品に関する記事
ただ、簡単に諦めて違う方向へ挑戦する前に、今回の記事で解説したような行動をしてみて継続することも大事です。
無在庫販売が公認されている点では、BUYMAは副業としてかなり対応しやすいビジネスです。
まとめ
今回はBUYMAの出品画像に関する著作権対策をメインに解説しました!
まだまだ細かい部分やテクニックを必要とする部分、裏技的な方法など伝えきれていない部分もありますが、まずは基本的なところだけ抑えて、今後の活動にあたって参考にしてくださいね!
著作権に関するチェックは今後もさらに厳しくなることが予想されるので、今まで通り出品するのではなく、しっかり対策していきましょう!