日本を含むアジアを中心に、絶大な人気を誇る韓国ファッション。
一過性のブームでは終わらず、今や流行の発信源としてその地位を揺るぎないものにしています。
BUYMAでも韓国ブランドは人気が高く、
「OY」や「ASCLO」などはこのところ常にランキング上位に掲載されていますね。
そうした韓国ブランドの売れ行きを見て、
「自分も韓国から買い付けをしてみたい!」と思っているショッパーさんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、韓国買い付けを検討されている皆さんのために、
ぜひ知っておいてもらいたいメリット&デメリットと買い付けの具体的なノウハウをまとめてみました。
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目次
韓国買い付けはメリット大!その理由とは?
新たに買い付け先を開拓するなら、それなりのメリットが見込めないとできませんよね。
では、韓国買い付けを行っているショッパーたちは、どのような部分を利点だと感じているのでしょうか。
僕としては、以下の3つが大きいと思います。
- 韓国ブランドはBUYMAでも大人気
- 現地で完売したブランドアイテムを入手できる可能性が高い
- 安価で仕入れができるので利益を出しやすい
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
韓国ブランドはBUYMAでも大人気
韓国買い付けのメリットとして、まず一つは冒頭でも触れたように「韓国ブランドの人気が高い」ことが挙げられます。
BUYMA ブランドランキング
ご覧のとおり、韓国発のブランドがいくつもランクインしていることからも、
BUYMAユーザーの韓国ファッションに対する注目度の高さが窺えますね。
さらに、BUYMA自体も韓国ブランドのプロモーションに注力しており、定期的に特集ページが組まれたりしています。
BUYMA 韓国特集
このように、BUYMAが積極的にアピールしているカテゴリは通常よりもユーザーの目に留まりやすいため、
売り上げに繋がる可能性も非常に高いのです。
現地で完売したブランドアイテムを入手できる可能性が高い
韓国買い付けのメリットとして、二つめに「現地で完売したアイテムを入手できる可能性が高い」ことが挙げられます。
皆さんもよくご存知のとおり、「Louis Vuitton」や「PRADA」「HERMES」などのような
BUYMAでよく売れるアイテムの多くはヨーロッパを拠点とするブランドです。
なので買い付けするのも当然ヨーロッパのショップになるわけですが、
現地はもっとも値段が安く品揃えも豊富なため、在庫がなくなりやすい傾向があります。
受注がきて喜んでいたのも束の間、買い付け先のサイトを見ると既に在庫なし・・・
という経験がある方もいらっしゃるでしょう。
そうなると他の買い付け先を探さなくてはなりませんが、
実は現地で完売してしまったアイテムが韓国では在庫が残っているケースがよくあります。
BUYMAのショッパーに限らず、輸入ビジネスを運営する人はまず現地で買い付けを行うので、
韓国はいわゆる”穴場”になりやすいんですね。
安価で仕入れができるので利益を出しやすい
韓国ファッションが多くの人に支持されているのは、
「トレンドのアイテムを手頃な値段で手に入れられる」ことも理由のひとつでしょう。
近年の韓国の物価は上昇傾向にありますが、
それでもファッションアイテムは日本よりもはるかに安く販売されています。
その多くは韓国語で「보세(ポセ)」と呼ばれる、ブランドタグのついていない商品やノーブランドの商品です。
この보세(ポセ)をうまく狙って、競合の少ないアイテムを仕入れれば、
欧米から買い付けする商品よりも高い利益率で販売することができます。
安価な洋服は見た目も安っぽいのではないかと気にされる方もいらっしゃると思いますが、
韓国のファッションアイテムは値段と比較してクオリティが高いものが多いです。
ノーブランド商品を扱ってみたい方は、他の販路を考えてみると良いかもしれません。
韓国買い付けは日本人ショッパーには難しい?その原因は?
ここまでお話してきたとおり、韓国買い付けにはたくさんのメリットがありますが、
今のところBUYMAで競合となりそうなショッパーはまだそれほど多くありません。
それはなぜかというと、以下の3つの点が僕たち日本人に韓国買い付けを難しく感じさせているからです。
- ”言葉の壁”を乗り越えられない
- ネット検索で買い付け先を見つけられない
- 韓国のオンラインショップを日本から利用できない
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
”言葉の壁”を乗り越えられない
韓国買い付けを行うには、当然のことながら韓国語(ハングル)をある程度覚えなくてはなりません。
「韓国語は日本語に似ているから習得しやすい」「ハングル文字はローマ字だと考えるとわかりやすい」
なんてよく言われますが、実際はそう簡単に覚えられるものではなく多くの人が挫折してしまいます。
ハングル文字って、僕ら日本人からしたらまるで”宇宙文字”ですからね^^;
「Google翻訳」などのWeb翻訳機能で日本語にするという手もありますが、
最近はテキストのコピーが禁止されていて翻訳できないオンラインショップも結構多いです。
しかし、この言葉の壁は決して乗り越えられないものではありません。
自分自身では難しいのであれば韓国語が堪能な人、つまり現地在住の人に買い付けをお願いすれば良いのです。
具体的な方法やパートナーの募集方法については、後ほど詳しくご説明したいと思います。
ネット検索で買い付け先を見つけられない
皆さんも普段から実践されていると思いますが、
新たな買い付け先を探す際にはまずGoogleからショップを検索しますよね。
ところが、韓国のショップのほとんどはGoogle検索では表示されません。
なぜなら、韓国では「NAVER(ネイバー)」という検索エンジンがもっともよく利用されていて、
NAVERの仕組みから生じた独自の情報収集がなされているからです。
韓国の検索エンジン「NAVER」
つまり、NAVERから検索しなければ見つからないショップがたくさんあるんですね。
そのため、この事情を知らない人は
買い付け先のショップを見つけることすらできずに韓国仕入れをあきらめてしまうのです。
NAVERを含む韓国の検索エンジンについてもっと詳しく知りたい方は、以下のサイトを参考にしてみてください。
韓国のオンラインショップを日本から利用できない
「NAVAR」など韓国の検索エンジンでブランド名や商品名を検索すると、
その商品を販売している韓国のオンラインショップが見つかると思います。
しかし、残念ながら僕たち日本人は韓国のオンラインショップで購入することができません。
なぜなら、韓国のオンラインショップを利用するには、
- 韓国の電話番号
- 韓国で発行されたクレジットカード
(新韓カード/現代カード/BCカード など)
この2つがほぼ必須だからです。
日本に住みながら韓国の電話番号やクレジットカードを持っている人って、なかなかいないのではないでしょうか^^;
クレジットカードだけが使えない、という場合は銀行振込で対応することも可能ではありますが、
資金繰りに余裕がある時でないとそれも難しいかもしれません。
そうなると、やはり韓国買い付けは現地在住の人の力を借りて行う必要がありますね。
次項ではその具体的な方法を詳しくご説明していきたいと思います!
韓国から買い付けする具体的な方法をご紹介!
さて、ちょっと長くなりましたがここからが今回の本題です。
BUYMA向けの商材を韓国から買い付けする際は、主に以下の3つの方法で行います。
- 韓国在住の買い付けスタッフを雇って店舗買い付けを代行してもらう
- 韓国在住の買い付けスタッフを雇ってオンライン買い付けを代行してもらう
- 自分で韓国に直接買い付けに行く
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
韓国在住の買い付けスタッフに店舗買い付けを代行してもらう
まず一つめは「韓国在住の人を買い付けパートナーとして雇って店舗買い付けをお願いする」という方法です。
これはBUYMAのショッパーとして活動されている方ならイメージがつくかと思います。
「遠い外国に人を雇うなんて・・・」と怖気づいてしまう人もいらっしゃるかもしれませんが、
実際はそれほど難しく考えなくても全然大丈夫ですよ^^
今は留学生や主婦の方など韓国在住の日本人がたくさんいますし、
自分の韓国語スキルを活かして何かしたいと考えている方も多いので、仕事を引き受けてもらいやすいです。
こちらからパートナーにお願いする買い付けの手順としては、
- 買い付けしたい商品の情報を伝え、在庫を確認してもらう
- 在庫があれば商品代金や梱包費などを送金する
- 商品の買い付け⇒検品してもらう
- 問題なければ宛先・配送方法を伝えて配送手続きをしてもらう
- 追跡番号を聞いて、お客様に発送通知を送る
ざっくりこんな感じになるかと思います。
韓国だとだいたいのブランドショップは「明洞(ミョンドン)」にありますが、
中には場所がちょっとわかりにくい店舗もあったりするので、
買い付けをお願いする時は「GoogleMap」や「ストアロケーター」を活用すると良いでしょう。
韓国在住の買い付けスタッフにオンライン買い付けを代行してもらう
続いて二つめは「韓国在住の人を買い付けスタッフとして雇ってオンライン買い付けをお願いする」という方法です。
早い話が、店舗買い付け代行のオンラインバージョンですね。
先ほどお話した言葉の壁やクレジットカード問題も、現地の方なら難なくクリアできてしまいます^^
オンライン買い付けの流れは、だいたい以下のようになります。
- 買い付けしたい商品の情報を伝え、在庫を確認してもらう
- 在庫があれば購入手続き⇒決済してもらう
- 商品が手元に届いたら検品してもらう
- 問題なければ宛先・配送方法を伝えて配送手続きをしてもらう
- 追跡番号を聞いて、お客様に発送通知を送る
- 商品代金・梱包費などを送金する
検品⇒梱包⇒発送は特に大事な作業になりますので、信頼のおけるパートナーを選ぶことが大切です。
買い付けパートナーの探し方については後ほど詳しくご紹介します。
自分で韓国に直接買い付けに行く
そして三つめは「自分で韓国に直接買い付けに行く」という方法です。
皆さんもご存知のとおり、韓国は日本の隣の国。
最近では地方の空港にもLCC各社が就航し、ますます気軽に訪れることができるようになりました。
ちなみに時期にもよりますが、LCCだとだいたい片道7,000円くらいで行けたりします。
日本国内を旅行するより安いかもしれませんね。
また、僕たち日本人が韓国に行くと、当然のことながら「관광객(観光客)」として扱われますので、
買い付けをする時にパスポートを提示すれば「免税」が適用になります。
つまり、免税の分だけ仕入れ値を安く抑えることができるんです。
浮いた費用で自分の買い物を楽しんだり、美味しい韓国料理を堪能するのも良いでしょう。
皆さんもぜひ韓国を満喫しつつ、現地買い付けに挑戦していただけたらと思います^^
なお、初めて渡韓される方は、アテンド(仲介業者)にサポートを依頼することをおすすめします。
「韓国 買い付け アテンド」などで検索するといくつか業者が見つかりますので、検討してみてください。
韓国在住の買い付けスタッフの探し方
ここまでお伝えしてきたとおり、日本からの韓国買い付けは
「現地在住の人に買付⇒発送までをお願いする」というやり方で行います。
皆さんの中には外注を初めて行う方もいらっしゃるかと思いますので、
最後に買い付けスタッフの探し方についてご説明します。
買い付けスタッフを募集する方法
現地在住の買い付けスタッフは、以下のようなサイトで募集をかけることができます。
買い付けスタッフを募集できるサイト
上記のサイトでたとえば「韓国 買い付け 代行」などと検索すると、
既にスタッフ募集を行っている人の求人情報がいくつか見つかるかと思いますので、
募集内容や外注単価などを参考にしてみると良いでしょう。
ほかにもTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを活用したり、
現地に知り合いがいるなら誰か紹介してもらう、といったやり方もあります。
買い付けスタッフとの面談時にヒアリングすること
現地のスタッフさんには「買い付け⇒梱包⇒発送」と大切な作業をお願いすることになります。
お互いに気持ち良く仕事ができるかどうか、面談時にきちんとお話をして確認しましょう。
お仕事の話を進める前に、最低限ヒアリングしておくべき項目をまとめてみました。
面談時にヒアリングすること
また、正式な契約時には身分証明書の交換と、できれば契約書を交わすようにしましょう。
中には途中で音信不通になってしまったり、仕事をきちんとこなしてくれないような人もいます。
そんなトラブルから身を守るためにも、最初にしっかりとした契約を結んでおくようにしてください。
スタッフ募集時のポイントや注意点については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
代行業者を利用するのもひとつの手
「条件に合う人がなかなか見つからない」「最初から一般の人に任せるのは不安・・・」という場合には、
専門の購入代行業者を利用するというのもひとつの方法です。
プロの方にお願いするということで手数料はかかりますが、そのぶん安心感がありますよね。
韓国だと「イイコレ!」や「ワンモア」などの購入代行業者がよく知られていますが、
他にも「韓国 購入代行」などで検索するといくつか業者が見つかるかと思いますので、
手数料や送料などを比較してみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は韓国買い付けを検討している皆さんが知っておくべきメリット&デメリットや
買い付けの具体的な方法について詳しくご紹介してまいりました。
韓国買い付けは、皆さんが普段実践されている欧米からの買い付けとはまた違った難しさがありますが、
それすらクリアできれば現時点ではまだ競合が少なく狙い目のジャンルになります。
そして買い付けを成功させるには、現地在住のスタッフのサポートも欠かせません。
しっかり仕事をこなしてくれる頼もしいパートナーに出会えれば、今後の可能性がどんどん広がっていきます。
本記事で韓国買い付けに興味を持ってくださった方も、これまで悩んでいた方も、
この機会にぜひ韓国買い付けに挑戦してみてはいかがでしょうか。
困ったことがあったら、お気軽にご相談くださいね^^
ご質問がありましたら、いつでもご連絡ください^^
必ずご返信致します。
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